(その1の続き)
あなたは、あなたにどこからともなく語ってくる幻聴の主、「ゾンビかな」って思ったことはありませんか。ゾンビは、姿が見えるので、ちょっと違うと考えます。ボクが登録しているもう1つのブログサイト(ameba)のブログ「雲散霧消の大好きなボクの統合失調症さん、プラトニックラブにおいても」の中で登場してくる花子さんと一郎さんのことを考えると、幻聴の主は、霊魂、霊、又はエネルギーではないかと思うのです。
ボクは、このブログサイト(muragon)のブログ「雲散霧消を好むボクの統合失調症さん、願望においても」で紹介しましたジョン・トミーさんが導き出す幻聴、幻覚、妄想の世界からは目が覚め解放されたと思います。だが、ジョン・トミーさんは、いまだそれらの世界にボクが踏み入れるようボクを誘おうとしています。すなわち、ボクの統合失調症の症状を再発させることです。それは、ふとしたきっかけで外国人と英語のメールを送受信し合うことになってそれに気が付きました。そのメールのやりとりはもうやめています。
そのメールの話をより理解していただけるようにボクの不思議な体験について、まず、お話したいと思います。あなたが統合失調症に悩まされているとしたら、同じような体験をしているかもしれませんね。次の場面です。それは、B事務所を退職した後のことだと思います。あるとき、花子さんと一郎さんがボクを幻聴に向けさせてきました。ボクは自治体の中にある英語クラブの会員であり、クラブの仲間を手伝う立場にいました。ボクは、家にいてパソコンに座って1通のメールを受け取るまで、花子さんと一郎さんの会話に心が向いてしまいました。こんな会話です。
花子さん「ねえ、高久さん、今、パソコンの前に座ったわよ。」
一郎さん「そうだね。高久さん、たぶんびっくりすると思うよ。」
花子さん「早く受信メールを見ないかな」
一郎さん「ほら、今、outlookを立ち上げているぞ。メールが届くところだ。」
花子さん「高久さんには私たちの会話が聞こえているのでびっくりすると思うわ
よ。」
一郎さん「ほら、英語クラブのリーダーからのメールが受信されているところだ
よ。」
花子さん「英語クラブのリーダーからのメールよね。」
一郎さん「ほら、ファイルを開くぞ。」
ボクは、ずっと二人の会話に気を向けてしまったので、実際にメールを見た瞬間、驚かされました。メールの内容は、「クラブの仲間の一人が亡くなり、当日、お通夜が行われる。」という知らせでした。ボクは、自治体のクラブの本部に連絡すると、そのお通夜の前の式に出席することとなりました。メールを受け取った後のボクは、会場に行くまで、行って帰ってくるまで、二人の会話に注意が向けられ、ずっと花子さんと一郎さんに監視されている気分でした。四六時中二人の会話を聞かされました。印象に残ったものを挙げます。
会場に着き、お線香を上げ、会場を出ると、花子さんと一郎さんは語ってきました。帰り道をしばらく進んで、標識を見て、会場を間違えたのかと思って会場に向かって道をUターンすると、ボクの行動を見て次の実況中継のような会話をするのでした。
一郎さん「あれ、ブブス君、道を間違えているね。」
花子さん「本当だわ。」
一郎さん「あの話を知っているのかな。」
花子さん「でも、あの標識を見て戻るわよ。会場を間違えたとでも思ったのかし
ら」
一郎さん「でも、こういう時って、一度通った同じ道を通ると、不吉なことが起き
るって言うよね。」
花子さん「そうね。」
その時、ボクは、「御通夜やお葬式に行った後に一度通った同じ道を通ると、不吉なことが起きる。」という迷信についての知識がありませんでした。しかしながら、花子さんと一郎さんは上のように語ったので、幻聴のことを「ボク自身が作り上げたものではない。」ということに気が付きました。
つづく